というのは、つまり同じ主のうちでも、他の主よりも一時間も早目にカミナリをピンと感じる特別なのがいるからで、以下四十分早目、三十分早目というようにピンの感度は定っていて狂わない。
実に主のピンは測候所の機械よりも確かなもので、かほどの霊感がありながら、と思われるものの、この主の親分が世間的に出世した話はあんまりきかないそうだね。
さて、その晩は一月おくれのお盆がすぎた八月十八日のことであった。
というのは、つまり同じ主のうちでも、他の主よりも一時間も早目にカミナリをピンと感じる特別なのがいるからで、以下四十分早目、三十分早目というようにピンの感度は定っていて狂わない。
実に主のピンは測候所の機械よりも確かなもので、かほどの霊感がありながら、と思われるものの、この主の親分が世間的に出世した話はあんまりきかないそうだね。
さて、その晩は一月おくれのお盆がすぎた八月十八日のことであった。