三枝ちゃんは手燭を持って立ちました。
フトンをかぶっていましたけど、少しスキマがありましたから、三枝ちゃんの立去るのと一しょにだんだん暗くなったのを知っていました」
「しかし、三枝子が家宝をわって戸外へ逃げようとするのを由也さんが追っかけて、二人ともハダシで外へでて、いったん玄関まで連れ戻された、大小のみだれた足跡はそれを語っているような気もするよ」
三枝ちゃんは手燭を持って立ちました。
フトンをかぶっていましたけど、少しスキマがありましたから、三枝ちゃんの立去るのと一しょにだんだん暗くなったのを知っていました」
「しかし、三枝子が家宝をわって戸外へ逃げようとするのを由也さんが追っかけて、二人ともハダシで外へでて、いったん玄関まで連れ戻された、大小のみだれた足跡はそれを語っているような気もするよ」