坂口安吾 『明治開化 安吾捕物』 この牛は狂っている。 牛が狂って全速で走るとゴムマリがはずみながらころがるように、背をまるくして小山のように大きくはずみながらポンポンとマッシグラにとび去るものだ。 人里へ現れ、おどろいて怖れ隠れる人々に目もくれず下曾我までとんできた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア