夏目漱石 『こころ』 私は父の病気について正月以後何にも知らなかった。 月々国から送ってくれる為替と共に来る簡単な手紙は、例の通り父の手蹟であったが、病気の訴えはそのうちにほとんど見当らなかった。 その上書体も確かであった。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア