ガマ六や雨坊主を誰かがどこかで見かけたか、これはアイマイで、誰の云うことも当にならなかったが、その谷へ行く道筋にあって谷へ行くには必ず通らねばならぬ部落で、谷の方へ行った人の姿を見た者は誰もない。
菅谷はガッカリして戻ったが、途中甚しくノドがかわいたので山かげの小さな寺に立ちよってお茶をご馳走になった。
すると坊さんは菅谷の探し物の話をきいて、
ガマ六や雨坊主を誰かがどこかで見かけたか、これはアイマイで、誰の云うことも当にならなかったが、その谷へ行く道筋にあって谷へ行くには必ず通らねばならぬ部落で、谷の方へ行った人の姿を見た者は誰もない。
菅谷はガッカリして戻ったが、途中甚しくノドがかわいたので山かげの小さな寺に立ちよってお茶をご馳走になった。
すると坊さんは菅谷の探し物の話をきいて、