ただ一ツたずさえてきた皮の行嚢の中に黄金の延棒が百三十本ほどつまっていたという話が伝わっている。
その何本かを無造作につかみだして平戸久作に手渡したという。
平戸久作はシナで棉花の買いつけをやって産をなした相当の実業家であるが、それが膝をまげて仕えるからには余程の大物、曲者だろうという臆測なのだ。
ただ一ツたずさえてきた皮の行嚢の中に黄金の延棒が百三十本ほどつまっていたという話が伝わっている。
その何本かを無造作につかみだして平戸久作に手渡したという。
平戸久作はシナで棉花の買いつけをやって産をなした相当の実業家であるが、それが膝をまげて仕えるからには余程の大物、曲者だろうという臆測なのだ。