坂口安吾 『明治開化 安吾捕物』 さて、無人の陳列室に何が起るか、二三分御辛抱ねがいます」 新十郎は葉巻をとりだして火をつけた。 ウミの匂いのこもっている人殺しの部屋の匂いにヘキエキしたのか、珍しく葉巻なぞというものをポケットへ忍ばせてきたらしい。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア