坂口安吾 『明治開化 安吾捕物』 翌日、芝山内の山門の前、道のマンナカに大石が一ツころがっていた。 酔ッ払った奴のイタズラではなさそうだ。 二三十間はなれた道端の庚申塚の石だが、それをここまで運ぶには大の男の四五人がかりで全力をあげてやっても危いような仕事だ。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア