ギャングの金のつきるまでお酒をのませてもらえるタノシミが減ったのは遺恨でした。
オレに残りの金をくれて死ねばよいのに、気のきかねえ野郎だとぼやいたのです。
しかし小夜子サンに残してやった様子もないのでちょッと変だなと思いましたが、あのバカにはマゴコロからの惚れたハレたが皆目ないのは確かですから、むしろこれもサバサバして風流にかなうオモムキもあり、またこれでオレも小夜子サンにヤキモチやいて金銭の恨みを結び、時に悪夢にうなされる心配もなくて安心だと考えたりしたのです。
ギャングの金のつきるまでお酒をのませてもらえるタノシミが減ったのは遺恨でした。
オレに残りの金をくれて死ねばよいのに、気のきかねえ野郎だとぼやいたのです。
しかし小夜子サンに残してやった様子もないのでちょッと変だなと思いましたが、あのバカにはマゴコロからの惚れたハレたが皆目ないのは確かですから、むしろこれもサバサバして風流にかなうオモムキもあり、またこれでオレも小夜子サンにヤキモチやいて金銭の恨みを結び、時に悪夢にうなされる心配もなくて安心だと考えたりしたのです。