坂口安吾 『人生案内』 これに凝りだして以来、宿六は夜業を怠る。 朝もおそく、主として女房に支那ソバをうたせて彼はせいぜい売って歩くぐらいが仕事だ。 売る方だけは一日も欠かさないのは出先で新聞をよませてもらう必要があるからで、よほどの暴風雨でない限り休まない。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア