夏目漱石 『こころ』 たまに何か欲しがっても、舌が欲しがるだけで、咽喉から下へはごく僅しか通らなかった。 好きな新聞も手に取る気力がなくなった。 枕の傍にある老眼鏡は、いつまでも黒い鞘に納められたままであった。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア