見れば股かげにその丸顔をもぐらせて相も変らずニタニタと笑わせながら、それでも流石に目を閉じて豆程もある脂汗をジタジタとわかせているのだ。
蛇の踊りがこうして、何の変哲もなくものの五分も続いていたろうか。
すると俺は、ひどく酔ったせえで目のまわりに白い靄がかかったんだと、そう思ったのだ――周章てて目の周をこすったのだが、模糊とした靄は一向に消えようともせず、今度は何となくフワフワと渦を巻いて見えるから――ああ俺は遺憾なく酔っちまったんだと匙を投げて拳骨をふりあげた、すると――だだだ、何たる事だ!
見れば股かげにその丸顔をもぐらせて相も変らずニタニタと笑わせながら、それでも流石に目を閉じて豆程もある脂汗をジタジタとわかせているのだ。
蛇の踊りがこうして、何の変哲もなくものの五分も続いていたろうか。
すると俺は、ひどく酔ったせえで目のまわりに白い靄がかかったんだと、そう思ったのだ――周章てて目の周をこすったのだが、模糊とした靄は一向に消えようともせず、今度は何となくフワフワと渦を巻いて見えるから――ああ俺は遺憾なく酔っちまったんだと匙を投げて拳骨をふりあげた、すると――だだだ、何たる事だ!