坂口安吾 『二十一』 だから、この一瞬の眼は、僕の全部をさらいとる不思議な力であった。 逃げ去る娘を茫然と見送り、幸福な思いのために暫時を忘れるのであったが、僕の神経衰弱は急速に悪化した。 一行といえども読書ができぬ。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア