坂口安吾 『ふるさとに寄する讃歌』 冬にシベリヤの風を防ぐために、砂丘の腹は茱萸藪だった。 日盛りに、螽蟖が酔いどれていた。 頂上から町の方へは、蝉の鳴き泌む松林が頭をゆすぶって流れた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア