坂口安吾 『ふるさとに寄する讃歌』 或る夜は又、この町に一つの、天主教寺院へ、雑沓の垢を棄てにいった。 僧院の闇に、私の幼年のワルツがきこえた。 影の中に影が、疑惑の波が、半ばねぶたげな夢を落した。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア