夏目漱石 『こころ』 その時兄が廊下伝いにはいって来て、一通の郵便を無言のまま私の手に渡した。 空いた方の左手を出して、その郵便を受け取った私はすぐ不審を起した。 それは普通の手紙に比べるとよほど目方の重いものであった。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア