夏目漱石 『こころ』 その日は病人の出来がことに悪いように見えた。 私が厠へ行こうとして席を立った時、廊下で行き合った兄は「どこへ行く」と番兵のような口調で誰何した。 「どうも様子が少し変だからなるべく傍にいるようにしなくっちゃいけないよ」と注意した。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア