坂口安吾 『能面の秘密』 オツネが立ち去るまで起きていたのは若い女中一人で、奥さんの部屋と女中部屋は大そう距離があるから何の物音もきこえなかったと云う。 「隣室との間のドアの鍵はふだんかけておくのですか」 「いいえ、私たち洋館のドアの鍵はかけない習慣でした」 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア