国やぶれて山河あり、とはまさしく私の感慨でもあったが、八月十五日に敗戦を確認したとき、それが四年前の十二月八日の日から確信していた当然の帰結であったにも拘らず、
「日本が本当によい国になるのは、これからだ」
という溢れたつ希望と共に、祖国によせる思いもよらなかった愛情がこみあげてきて、こまった。
国やぶれて山河あり、とはまさしく私の感慨でもあったが、八月十五日に敗戦を確認したとき、それが四年前の十二月八日の日から確信していた当然の帰結であったにも拘らず、
「日本が本当によい国になるのは、これからだ」
という溢れたつ希望と共に、祖国によせる思いもよらなかった愛情がこみあげてきて、こまった。