ミステリイの要素が主で、推理は従である。
浜尾四郎氏の作品や「船富家の惨劇」などは推理小説だけれども無理が多い。
これは日本の法律とか警察制度とか風俗習慣が全然外国と違っているのに外国流を直輸入して無理に当てはめるための破綻で、怪しい奴は有無を言わさずみんなブタ箱へ入れておいて、証拠などは二の次に白状させるという習慣が厳存しているのだから、名探偵登場の余地がなかったのも尤もな次第であった。
ミステリイの要素が主で、推理は従である。
浜尾四郎氏の作品や「船富家の惨劇」などは推理小説だけれども無理が多い。
これは日本の法律とか警察制度とか風俗習慣が全然外国と違っているのに外国流を直輸入して無理に当てはめるための破綻で、怪しい奴は有無を言わさずみんなブタ箱へ入れておいて、証拠などは二の次に白状させるという習慣が厳存しているのだから、名探偵登場の余地がなかったのも尤もな次第であった。