来る路に、龍然が残骸をねせたあの曲路でも、二人は休まずに通りすぎた。
もう明るい太陽が、それでも尚朝の潤ひを帯びて、張りつめるやう山一杯にかんかんと照り、二人を汗にぐつしより濡らした。
停車場へ着いて暫くすると乗合自動車も後から来て、由良は大きな行李を抱えながら待合所へ崩れ込んだ。
来る路に、龍然が残骸をねせたあの曲路でも、二人は休まずに通りすぎた。
もう明るい太陽が、それでも尚朝の潤ひを帯びて、張りつめるやう山一杯にかんかんと照り、二人を汗にぐつしより濡らした。
停車場へ着いて暫くすると乗合自動車も後から来て、由良は大きな行李を抱えながら待合所へ崩れ込んだ。