酷い日は白つぽいドロドロの夜を、同じ悪夢で二度に三度に区切られてしまふ。
もう悪夢にも退屈して、グショグショに濡れた朝稀に欠伸が出るくらゐ、キナ臭い首を捥いでヂッと凝視めてゐるとタラタラと、二三滴の透明な液体が、変に美くしく掌へ零れて落ちた。
昼は明るい、見渡せば水平線、真昼海が動いて静かに蒼空を吐き出してゐる。
酷い日は白つぽいドロドロの夜を、同じ悪夢で二度に三度に区切られてしまふ。
もう悪夢にも退屈して、グショグショに濡れた朝稀に欠伸が出るくらゐ、キナ臭い首を捥いでヂッと凝視めてゐるとタラタラと、二三滴の透明な液体が、変に美くしく掌へ零れて落ちた。
昼は明るい、見渡せば水平線、真昼海が動いて静かに蒼空を吐き出してゐる。