僕の飲む酒はいつもコニャック。
様様な苦心をして、チャラチャラと衣嚢に弄ふ数個の銀貨を、例外なしにみんなコニャックに代へてしまふ。
古ぼけた記憶の中に目覚ましい幾つかの太陽があつた、僕の両肩に耳朶とスレスレの軌道を縫ふて忙しく明滅し、取り留めのない毎日が、同じ処に幾日を重ねて来たか、今日と昨日の識別も最早着かない混乱が続いた。
僕の飲む酒はいつもコニャック。
様様な苦心をして、チャラチャラと衣嚢に弄ふ数個の銀貨を、例外なしにみんなコニャックに代へてしまふ。
古ぼけた記憶の中に目覚ましい幾つかの太陽があつた、僕の両肩に耳朶とスレスレの軌道を縫ふて忙しく明滅し、取り留めのない毎日が、同じ処に幾日を重ねて来たか、今日と昨日の識別も最早着かない混乱が続いた。