坂口安吾 『霓博士の廃頽』 見兼ねた奴が突然目の色を変へて立ち上ると、サッと心臓へ手を差し入れるが其処にも無い――彼は慌てふためいてポケットの裏を返したり舌を撮んだりしてゐるうちに、これもワアッ! と逆上して空気に躍りかかるのであつた。 「お、俺の魂がなくなつたあ! 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア