坂口安吾 『竹藪の家』 又一杯に朝日を受けたトタン葺きの廂の上へ一羽の雀が歩きに来て、コツ、コツ、コツ、と、長い間隔を持つ跫音が、それのみ音であるやうに長く単調に続いてゐる。 やがて低い跫音が、緩く階段を登つてくる、与里が上つて来るらしい。 「どつこい。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア