可笑しい事は何も無い!
かと思ふと実に全く可笑しくて可笑しくて堪らない!
斯うして彼は尚も自棄くそとなつて同じ事を四五遍繰返してみたが、しまひには「笑ひ」といふ一種特別の形態を具へた生物が駄夫の胃嚢から分離して蒼空の下にフワフワ漂ひ乍ら、彼方へ飛び此方へ踊りベタベタと吸ひついたり、剥がれたり擦り抜けたりするやうな気がした。
可笑しい事は何も無い!
かと思ふと実に全く可笑しくて可笑しくて堪らない!
斯うして彼は尚も自棄くそとなつて同じ事を四五遍繰返してみたが、しまひには「笑ひ」といふ一種特別の形態を具へた生物が駄夫の胃嚢から分離して蒼空の下にフワフワ漂ひ乍ら、彼方へ飛び此方へ踊りベタベタと吸ひついたり、剥がれたり擦り抜けたりするやうな気がした。