坂口安吾 『竹藪の家』 高さは一尺にも尚足るまい、棄て去られたもののやうに列の外へハミ出してゐる其の墓は、ひどく愉しげな地蔵尊者(? の形式に刻まれてゐた。 何かの折に虐待せられたものであらうか、頭の半ペタは欠け崩れ、又右膝から下の部分は欠け落ちてゐて最早ない。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア