坂口安吾 『竹藪の家』 さういへば、その頃のことを考へてみると、リュウとした玄也の洋服姿を、ひどくボンヤリとではあるが、記憶に残してゐるやうな気にもなるのだ。 家出して、もう七年にもなるさうである。 ところが、突然近頃になつて、玄也からの消息が竹藪の家へ配達されてきた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア