坂口安吾 『竹藪の家』 「餅菓子を買つてきたんだよ。 ほら……」 と急いで包みを取り出してみせるのを、駄夫はそれでも至極機嫌のいい笑ひ顔を作つてみせて「とても忙しいんだぜ――」と言ひながら、大袈裟な様をして、踊るやうに構はず二階へ上つてしまつた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア