坂口安吾 『竹藪の家』 たとひ、鷄小屋のやうな笑ひ声が響いてきても、夜は、ああ、厭になるほどヒッソリとしてゐる。 それから駄夫は、つれづれなるままに、丁寧に目盛を刻んで、ある空想都市の設計図を引きはぢめたりした。 ずいぶんと長い間、そんな事をしてゐたやうだ。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア