坂口安吾 『竹藪の家』 早く夜が明ければいいが……」 やがて与里は、又ウトウトとしてゐるやうだ。 暫く駄夫はその枕元に坐つてゐたが、そこに零れてゐた検温器を取り上げて、見るともなしに眺めると、それは九度八分を指してゐた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア