総江は二人の男達がヂタバタ無器用に立ち働く場所へ来てニヤニヤしながら眺めてゐたが、別に手伝ふこともせず面白さうに佇んでゐて、駄夫が布団を抱きかかえて階段を登りかけると後から覗き上げるやうにして
「三人だけで先に御飯にしやうかね――」
「ま、みんな帰るのをまつて一緒にしようよ」
総江は二人の男達がヂタバタ無器用に立ち働く場所へ来てニヤニヤしながら眺めてゐたが、別に手伝ふこともせず面白さうに佇んでゐて、駄夫が布団を抱きかかえて階段を登りかけると後から覗き上げるやうにして
「三人だけで先に御飯にしやうかね――」
「ま、みんな帰るのをまつて一緒にしようよ」