坂口安吾 『竹藪の家』 しかし駄夫は、この時もはや全く何事もしたくない物臭にとりつかれてゐたので、変な風に白々しい気抜けを味はひ乍ら、先刻から立ち通しにポカンとして坐ることも忘れてゐた。 駄夫は壁に凭れて、窓から見える明るさを飽かず眺めてゐたが、 「俺は絵が下手だからね。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア