なかなか買ひ手が出ないので退屈してしまひ、変な風に吹き延したりチョン切つたりして様々な風に吹き鳴らしてゐたが、今度はポカンとして塀に凭れ空へ向つて鼻唄のやうに吹き初めた。
そして間もなく行つてしまつた。
すぐ窓の左手には斜に立てかけられた張板が半分くらい見えるのである。
なかなか買ひ手が出ないので退屈してしまひ、変な風に吹き延したりチョン切つたりして様々な風に吹き鳴らしてゐたが、今度はポカンとして塀に凭れ空へ向つて鼻唄のやうに吹き初めた。
そして間もなく行つてしまつた。
すぐ窓の左手には斜に立てかけられた張板が半分くらい見えるのである。