一つぺんに周囲の気配が青ざめて、舌触りまで砂を噛むやうにザラッぽいものだ。
今さら何をする気分もないのでひたすらにボンヤリしてゐると、ただ重く、ただ暗闇が詰まつてゐて、溜息の洩らしやうもないのである。
いつもながら、気を失つてしまふやうな心持がしてゐる。
一つぺんに周囲の気配が青ざめて、舌触りまで砂を噛むやうにザラッぽいものだ。
今さら何をする気分もないのでひたすらにボンヤリしてゐると、ただ重く、ただ暗闇が詰まつてゐて、溜息の洩らしやうもないのである。
いつもながら、気を失つてしまふやうな心持がしてゐる。