坂口安吾 『群集の人』 半町もしてホッとした。 電車通りへ出て、自動車を拾ふことが出来たのである。 銀座裏のアパアトへ帰つてくると、成程、今迄は気付かなかつたが、其処にも階段があつて二階の光が矢張りボンヤリ上の方だけ浮かせてゐるのだ。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア