その頃から、働くのが厭だといふのではないが、――いはば、何かしら、そして何かがつまらないと思つたりした。
彼はときどき五分ばかり目を瞑つて、そして何も考へてゐなかつた。
こうして、併し自分ではそんなことに気がつかずに、又数年間自分としては実直に働いた。
その頃から、働くのが厭だといふのではないが、――いはば、何かしら、そして何かがつまらないと思つたりした。
彼はときどき五分ばかり目を瞑つて、そして何も考へてゐなかつた。
こうして、併し自分ではそんなことに気がつかずに、又数年間自分としては実直に働いた。