坂口安吾 『Pierre Philosophale』 時のうつ記号のやうな跫音をきき、無気力な放心におし流されて影と対座し、やがて、長い歎息をもらして眠つた。 呂木は転々として職を変へ、また、流れ歩いた。 そして、漁業会社の舟乗りになつたとき、三十七になつてゐた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア