そのころ酒が味と喜びを失つてゐたが、呂木は無理に酒をのんだ。
港と季節が流れ、そして呂木は、それ程の時もたたぬうちにひどく疲れてしまつた自分を見出して、もはや白日を歓喜する熱狂にさへ乗りきれない自分をあはれんでゐた。
落胆それ自身が老いてしまつた自分を見た。
そのころ酒が味と喜びを失つてゐたが、呂木は無理に酒をのんだ。
港と季節が流れ、そして呂木は、それ程の時もたたぬうちにひどく疲れてしまつた自分を見出して、もはや白日を歓喜する熱狂にさへ乗りきれない自分をあはれんでゐた。
落胆それ自身が老いてしまつた自分を見た。