坂口安吾 『Pierre Philosophale』 港と季節が流れ、そして呂木は、それ程の時もたたぬうちにひどく疲れてしまつた自分を見出して、もはや白日を歓喜する熱狂にさへ乗りきれない自分をあはれんでゐた。 落胆それ自身が老いてしまつた自分を見た。 哲学の石は育てることも捨てることもできない。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア