坂口安吾 『麓』 愁ひは枯れ果てた高原を舞ひめぐり、静かな興奮となつて馬耳の胸に一とひらの冷めたい血液を落した。 犬が夕靄のなかを走つてゐる。 そして、夜が落ちた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア