坂口安吾 『訣れも愉し』 私はそのことを訊ねなかつたのであらうが、太郎さんもそこまでは言ひたくなかつたのであらう。 そのときも私は落付いた機嫌のいい顔付をして太郎さんの話を黙つてきいてゐた。 却つて愉しさうに笑つたりしてゐたかも知れない。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア