坂口安吾 『淫者山へ乗りこむ』 さうして重苦しげに立ち上り、漸く娘の方を向き直つて唇を開いたとき、併しその瞬間に言葉は全く別の言葉に変つてゐたのでありました。 「外へ出ませう。 さうして、すこし、山を歩いてみませう」と彼は言つてゐたのでした。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア