昼は地下に潜入して昼寝をむさぼり、夜となれば星明りの青白い曠野の上を駈つこなぞして、結構面白がつてゐたのです。
ところへ一日通りがかつたのが一人の旅人でした。
こんなことは年に一人、ひどい時は何十年に一人通るかといふ珍らしい出来事ですから、喜んだのは魔物の奴です。
昼は地下に潜入して昼寝をむさぼり、夜となれば星明りの青白い曠野の上を駈つこなぞして、結構面白がつてゐたのです。
ところへ一日通りがかつたのが一人の旅人でした。
こんなことは年に一人、ひどい時は何十年に一人通るかといふ珍らしい出来事ですから、喜んだのは魔物の奴です。