坂口安吾 『蒼茫夢』 目覚めにそれを瞶めてゐる数分のあひだ、然し草吉の心に湧き起るものは不快でもなければ恐怖でもなかつた。 全てがひとえに静寂であつた。 それを包む全ての心が無のやうであつた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア