坂口安吾 『蒼茫夢』 さうして起きて机に向はうと考へた。 そこで起きる動作にとりかからうとする身構えの途中で、彼の意識は始めて藪小路当太郎の存在にひつかかつたのであつた。 当太郎はゆふべから草吉の家へ遊びにきて、彼の隣席にねむつてゐる筈であつた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア