当太郎はゆふべから草吉の家へ遊びにきて、彼の隣席にねむつてゐる筈であつた。
客のねむりを妨げはしないかといふ思ひつきから、草吉は立ち上る姿勢の途中で電燈をつけることに躊躇を覚え、そこで暫く身動きを失つた。
ところが立ち上つてしまつたときには、投げやりなくらゐアッサリと電燈をつけてしまつてゐた。
当太郎はゆふべから草吉の家へ遊びにきて、彼の隣席にねむつてゐる筈であつた。
客のねむりを妨げはしないかといふ思ひつきから、草吉は立ち上る姿勢の途中で電燈をつけることに躊躇を覚え、そこで暫く身動きを失つた。
ところが立ち上つてしまつたときには、投げやりなくらゐアッサリと電燈をつけてしまつてゐた。