坂口安吾 『蒼茫夢』 二人はその店で知りあつたのだ。 当太郎は草吉よりも五つ年少の二十五歳といふ若者だつた。 「いすらえる」といふその酒場は毛唐と日本人と半々ぐらゐの常客があつたが、港でも場末の店の通例で、毛唐の質は至つてよろしくない。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア