坂口安吾 『蒼茫夢』 忍はシュミーズの上へ外套をひつかけ、素足に靴をつつかけたまま、朝食も終らないうちに散歩にとびだしてしまつた。 午すぎてから当太郎はめざめた。 顔は激しく憔悴してゐたが、ふだんと変りない気楽な様子で、目覚めると間もなく帰つていつた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア