坂口安吾 『蒼茫夢』 草吉の心にも、その荒涼とした休息が、言語を絶した物憂さとなつて、静かに流れてくるのであつた。 当太郎は草吉と別れた夜の疲労困憊した顔色よりも、むしろ血色がよかつた。 「生れて始めて日本海を眺めてゐたところなのだ」 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア